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ソプラノ歌手 岩見真佐子 Official Blog

ソプラノ歌手・岩見真佐子の日々の活動の様子、出演情報などをお知らせいたします。

山本正道先生の『新制作展』


山本正道先生の『新制作展』へお伺いいたしました。


山本先生の作品に取り上げられているボルテッラは、トスカーナの内陸部にある古代エルトリア時代に栄えた12都市の一つ。


題名
ボルテッラ


耳を澄ませると、古代の人々が街を行き交う足音が聞こえてくるような、そんな気がしました。


真佐子
・Masako Iwami・



日々のこと |

歯は命

リサイタル翌日!ということは、決死の歯の手術日。。。
ここ数年治療にかかっていた歯の、本格的な工事に取りかかります。

歌手である以上、発音には歯の厚さ・隙間・長さ・かみ合わせなど、繊細な影響が及びます。
実際には人にはその影響はわからないものでも、感覚的に調整してゆかねばならない必須アイテムです。

昨年秋、主治医の健史先生も、もう限界かなあ、と困った顔。
いつならできる?と真顔でおたずねの姿に覚悟を決めたものの、
帰国しても、本番は年末公演、ニューイヤーコンサート、オペラ公演、春の地方公演まで
一気に予定されている。。。というわけでこのタイミングに決まっていたのです。

2時間で終わるらしいですが ×××…行ってきますぅ 痛;


真佐子拝







日々のこと |

「クララ&ロベルト シューマンの夕べ」


ごあいさつ


このたびは横浜みなとみらいホール「クララ&ロベルト シューマンの夕べ」に
足をお運びいただきましたお客様、ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。


いつかは、と仕上げてきた作品を私自身も共感しながらシューマン夫妻の
心の視線を感じつつ演奏させて頂きました。
アンコールの「ミルテ」含め、26曲。。。あっという間でした。

このプログラムを最後まで聞き届けてくださったハイレヴェルなお客さま、そして
このホールに相応しい、今の自分に合ったアドヴァイスを下さった先生方への
尊敬と憧れは尽きることがありません。
目に見えない財産がみなとみらいホールにできました。


これからも本番の度に今日の演奏会を想うことと思います。
またお会いできる日を楽しみにしております。
ぜひお会いできますように!

ありがとうございました。


2014.3.22 岩見真佐子



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演奏会の記録 |

リハーサル

前々日の今日、舞台リハーサル…

ピアノのコンディションも良く(今回はスタインウェイ)、ホールの響き、
木造りで全体が統一されていて、集中力をもって入れました。
良いGPができましたので、本番もその雰囲気が伝わると思います。


ホールスタッフの方が、すばらしいサポートをして下さる。
名スタッフです!!


横浜には伝統のある名門ホールが多く、
みなとみらいはどちらかというと新しい印象ですが、
それでもすでに15年!
ホールも楽器、というのは持論ですが(笑;
音の馴染みも安定して、感じられます。


帰りは久しぶりに県立美術館でティータイム
~春の景色を満喫♪


みなさま、どうぞお楽しみに!



真佐子拝








演奏会の記録 |

天狗さまに会いに

リサイタルを前に・・・

先週、久しぶりに高尾山に登って来ました。
昨年末からオペラが続いたので、珍しく今年になって初めて!

演奏会前になぜ?という声も聞こえますが、
歌うのに酷使する背筋や足腰をほぐすのには一番なので♪


ケーブルやリフトを使うと自宅から1時間で山頂。
奥ノ院まで歩いて見晴台へ~
絶景のパノラマでスカイツリーまで一望の素晴らしさはここでしか味わえません。

まだ先日の雪が残っていて、稲荷山コースを歩くには厳しいと判断。
ゆっくりリフトで降りてきました。
吹き抜ける山の空気、大自然の力に癒され
目から耳から澄み渡り生き返る心地でした。


奥ノ院でドイツからの観光客3人組に遭遇!!
ビジネスマンだという。
お線香の煙で身を清める、怪我や病の治癒を願う、儀式の意味?が判らなかったようで、
聞かれて異文化交流。
かなり奇妙な姿に見えるのでしょうね…ふむ、確かに!.

キリスト教で香油や香炉をたいて祭壇を清めるのと同じなのですが、
彼ら外国人が仏教や神教に対する何らかの知識を持っているのももはや普通。
ここは日本だから、と安心してはいられない。
「天狗」のこと聞かれていたら・・・むむ。。。


真佐子拝








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