熊本大分地震への思い2016-05-14 Sat 00:09
4月14日の熊本大分地震から一ヶ月。
昨夜も余震の知らせに、現地の皆さんの今だに落ち着かない日々を案じています。 父が訪れていた大分から戻ってきたのは、震災の一週間前のことでした。 深く緑豊かな大分の自然、蒼い空と清らかな阿蘇の湧水… 美しい故郷の光景は一気に色を失った気がしました。 現地の親族一同の安否を確かめ合い、大切な皆様のご家族の安否を伺いながら、 舞台上共演の方々も聴衆も、誰もが自分の事として、 真剣な瞬間と向き合っていたように思います。 この一ヶ月の音楽には少なからず、この大地に生きる者同士の真剣な眼差しがあったことを 感じます。 被災地の皆さん、避難所生活で続く余震に、心身共に力尽きる思いでしょう。。。 無事であること、命あること、連絡が取れること、繋がっていること、 それだけにただ感謝の思いです。 ⒊11東日本大震災のあの日、都内に居ながら避難所で過ごした一夜が、 まるで昨日のことの様に鮮明な感覚で甦ります。 今何が起きているのか? どこがどんな様子になっているのか? 情報のない隔絶された中で、断続的な余震と鳴響く警報音に一晩中緊張していました。 その後の計画停電や原発被害の中、九州から届く励ましは大きな支えでした。 音楽が本当の意味で直接の支援に繋がるのは、もう少し先のことですが、 被災地の深刻な現状と皆さんが抱える不安は日々共有しています。 諦めずに再生への気持ちから一緒に繋いで参ります。 Masako Iwami 5・14 Tokyo スポンサーサイト
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