実にタイムリー~2012-06-27 Wed 22:36
『平均律クラヴィーア曲集』第2巻の全曲演奏会に行きました。 壮絶な試みです。 聴衆を先導するピアニストの背負うものを思うと計り知れません。 複雑な和声、構造も様々な24曲、第1巻とは次元が全く違う音楽に感じました。 マタイやヨハネ受難曲・H-mollなど教会聖務日課作品には見られないバッハの思考の展開。 平均律って何だろう? バッハの器楽曲での試みには何がある?どう辿ればいい? 聖書学の勉強だけでは追いつかない…何が必要? 勉強が足りない、時間が足りない!!…限られた時間との戦い。 果てしない焦り…未熟な自分。 コンテンポラリーである私たちが演奏する時には 様々な要素が求められていますが、 作品の意思を尊重して演奏することと、 身近にそれを聴衆に伝えていくこと、 いつもどこに自分があるべきかが問われているので、 今回の演奏会は雷を落とされた気がしました。 Masako スポンサーサイト
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バッハ:平均律クラヴィーア曲集2012-06-26 Tue 22:03
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 5月から新しい音楽の試みにご一緒させて頂いています。 バッハの平均律曲集のプレリュード全24曲に、歌の旋律を付けての全曲演奏です。 平均律の第1巻第1曲のプレリュードにはグノーがアヴェマリアの旋律を付けていますが、 作曲家のM氏はこれを全曲やろうと、数年前から取組んでいらっしゃいます。 あまりに壮大な発想で最初に聞いて驚きましたが、 実際に音にしてみると、ヴォカリーゼの美しいラインとバッハの和声が巧妙で、 様々な演奏イメージがあふれます。 この春オペラの現場でお世話になったのがきっかけで、 今回ご一緒させて頂くことになったMさん。 バッハ平均律… 小学校の時に公開オーディションで弾いた時は、難しいけど楽しい?だけでしたが、 もう2度と演奏することはない、と思っていたピアノ作品を 歌手としてこんな形で演奏することができるなんて!! 楽しみです♪Mさんに感謝 Masako |
久々に2012-06-22 Fri 22:44
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アマリリスが咲きました2012-06-16 Sat 22:30
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散歩道2012-06-15 Fri 21:25
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